蒼い時〜黄昏の停車場

    停車場から降り立ち
    言葉を交わすこともなくすれ違い
    遠ざかる君
    いつものように
    何の躊躇いもなく過ぎてゆく時間に
    心を躍らせ 風景の中に 身を委ねて行く 私・・・
    だが 君はそんな私の想いを知る由も無い
    黄昏の蒼い時は 君の姿を想い留めるための 道標なのだ